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オートルート2014夏号

価 格 : 680円(税込)(本体630円)
発売日 : 9月1日
体 裁 : A4判 96ページ
雑誌コード 12169-10

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「AUTOROUTE」は、今号を以て休刊となります。永きにわたり、ご愛読いただき、誠にありがとうございました。いつかさらにパワーアップして戻ってきたいと思います。

 ハイブリッドカーの急増に伴って、今では「エコであること」はすでに新型車の常識となりつつあります。そうした世相を反映してか、最近では“単なるエコカー”とは一線を画す個性的、かつ魅力的なモデルも登場してきています。「エコであること」はもはや基本性能のひとつ。その性能を確保した上で、どれだけ独自の魅力を持っているかが問われる時代になってきています。今回の特集では、マツダ・デミオやダイハツ・コペンをはじめ、世界が注目するプレミアムセダンのメルセデスベンツCクラスまで、個性際立つ最新モデルたちを集め、エコ+αの独自の魅力をレポートしていきます。
 また、特集内のグッズ企画でも個性溢れる注目アイテムを紹介していきます。

特集/個性際立つ最新モデル。他では味わえない独自の魅力を持つ注目車たち

  • クロスオーバーSUVの進化形
     レクサスNX
  • ディーゼルの新たな可能性
     マツダ・デミオ
  • メルセデスベンツの本気
     メルセデスベンツCクラス
  • クルマを楽しむという本質
     ダイハツ・コペン
  • NEXT CREATIVE CARS
     次世代の個性派モデルたち
  • 12人の自動車評論家が考える個性的なクルマとは?
  • etc.

ディーゼルの新たな可能性/マツダ・デミオ

 魂動(SOUL of MOTION)とスカイアクティブ(SKYACTIV)を戦略に掲げ、このところ勢いに乗るマツダ。スカイアクティブは既存モデルから投入が始まったが、魂動はSUVのCX−5に始まり、アテンザ、アクセラと順次その思想を反映させた新型が導入されることで、ジワジワと認知度を高めてきた。

 というより、我々の頭の中で、今のマツダ車というと、シグネチャーグリルと切れ上がったヘッドランプ、それから優雅なラインを描くボディサイドのフォルム…そんなルックスで、ほぼイメージができ上がりつつある。今から「ならば次世代はどんなテーマで?」と考えるのは少々気が早いとして、今後に登場が予定されている小型SUVや、次期型ロードスターがどんな姿で登場してくるかは、大いに気にかかるところだ。

 話を今に戻すと、新型デミオの登場により、計4モデルが最新世代への移行を果たしたことになる。もともとのフルチェンジのタイミングも関係したのだろうが、CX−5とアテンザ→アクセラ→デミオと上級クラスから順次降りてくる形で、この2年程の間に矢継ぎ早に新しくなった。この“降りてくる”順序は意図されたものではないと思うが、結果として、時代も車型も違うが、メルセデス・ベンツ190が当時のSクラスの理念をそのまま凝縮して登場した時の事情と、新型デミオの在りようとが重なると、個人的には思った次第。デミオで「いいね!」と思えるのは、前述のようなマツダ車の流れを踏まえて、期待通り…というより期待以上のクルマに仕上げられてきたという点にある。

 まずスタイリング。そもそもデミオは、これまで世界市場で240万台以上が販売された、マツダの最量販車種だ。そのためリアルワールドで見かける頻度は高く、勢いデザインが担う“責任”は大きい。その点で新型デミオのデザインは、良くできている。一連の魂動デザインの4作目として決して息切れしていないばかりか、いよいよこなれてきた感ありで、最もコンパクトなボディサイズの中で上手く凝縮感が表現されている。

 例によってフロントマスクを形成するシグネチャーグリルは(現行BMW3シリーズのキドニーグリルがそうであるように)、メッキのフレーム部分を両側のヘッドライト部分まで立体的に奥行き方向に厚みを持たせた形状だ。またボディサイズはアクセラと比べと全長が400㎜も短く、全高は30㎜高い。なので普通に考えるとスングリムックリするところを、天地方向のバランス、ディテールを上手く調整しながら“魅せる”デザインに仕上げられたのが分かる。先代に対して全長+160㎜、全高+25㎜ではあるが、コンパクトな見え方はむしろ先代以上だ。

 次にインテリアだが、ここはもう突き抜けて革新的な領域に入った。印象的なのは質感レベルの高さで、取材時の車両はプロトタイプ車ながら、ステッチの入った表皮を用いたインパネの上質感など、見て、触れた瞬間、アウディのクオリティとランチアのセンスを連想したほどだ。メーター、ステアリング、各部コントロールスイッチなど、アクセラなどと共通でスケールメリットを出しているのだろう。

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  • 特集/プラスαの魅力を持つひと味違った良品たち
  • Top of edge エッジの効いた世界の一流品
  • Pick up new trend 注目のカーグッズ
  • etc.

Top of edge エッジの効いた世界の一流品/山岳模型 やまつみ

 一歩ずつ踏みしめながら、高き山脈を制覇していく。まるで山登りのように紙を1枚ずつ重ねて作り上げる山岳立体模型キットが「やまつみ」だ。

 企画・製作を行っているキューアールシー代表の渡邉啓広さんによると「作り方はとても簡単。等高線で切り抜かれた厚紙を貼り重ねていくだけでいい」とのこと。すべての台紙にシール加工が施されているので、接着剤やカッターは必要ない。位置を決めるための基準穴があるので山の形がゆがまず、厚紙を重ねる順番と向きに注意を払えば、たとえ方向音痴でも道に迷うことはないだろう。使用している厚紙は牛乳パックなどを再利用したもので、エコ感覚にも優れている。

 簡単な作業でできるといっても、そのリアルさには目を見張る。それもそのはずで、台紙の製作には国土地理院の地形図を使用。完成した模型は本物そっくりで、光の当たり方で変わる影が山の形を際立たせる。

 シリーズは縮尺1/2万5000、1/5万、1/15万、それに「日本山岳遺産 認定値地」と多彩。ラインナップも「鳥海山」「阿蘇山」「桜島」「大雪山」と国内有数の山々が名を連ねる。ちなみに縮尺1/5万の山の場合、台紙を1枚重ねるごとに標高が約20m高くなる計算。作業はシンプルだが、最後のパーツを貼り重ね終えた瞬間は、実際に山頂へ到着したときのような達成感を味わえるという。

 写真の富士山は1/15万シリーズで少しコンパクトなモデル。しかし、その緻密さとリーズナブルな価格から、やまつみの中でも人気ナンバーワンを誇る。新感覚の山岳立体模型やまつみ。山登りに興味がある人はもちろん、インドア派の好奇心も強く刺激する。

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  • 国井律子の6輪エコドライブ
  • 吉田由美のドライブマナーアドバイス
  • ノリモノ興味津津
  • 大人の社会科見学
  • エンブレム物語
  • 日本の四季を走る
  • etc.

国井律子の6輪エコドライブ/軽井沢編

 あなたは自分が年取ったな~と思うときはいつ? 私は暑さにうんざりしているときだ。数年前は夏が来ると「海に山にガンガン遊ぶぞー!」と、心躍らせたものだが、このごろは早く秋にならないかとしょんぼり。暑さから逃げることばかり考えている。でも夏が苦手な関東人にはステキな場所がある。軽井沢だ。標高950~1200mの緩斜面にあるそこは、夏の平均気温は東京より5・5℃低い20・5℃。真夏でもクーラーいらずの青い風! さぁ今年も逃げよう。暑さが盛りの7月終わりのある日、軽井沢に向かった。

 ところで、実家が営んでいた学習塾の合宿所が軽井沢にあった関係で、私は7歳くらいまで毎年夏はかの地で過ごした。当時は埼玉県の東松山で関越道が終了。そこからは下道で、いまは亡き父親が片道4時間半かけて世田谷と軽井沢を往復した。現在はきっと還暦近い、当時高校生だったお兄様お姉様に、幼い私はずいぶん可愛がられた。合宿所の前の坂道をスケボーに腹ばいになって何度も滑り降りた。都会にはいない得体の知れない虫に悲鳴を上げた。軽井沢の風物詩、2人乗り自転車の後ろに乗ってあちこち出かけた。

 楽しい思い出が山ほどある軽井沢。今回久しぶりに訪れたら平日にも関わらず、ずいぶん賑わっていた。クルマは東京近郊のナンバーばかり。みんな考えることは同じというわけだ。避暑のほかに軽井沢にはたくさんの財産がある。今もなお噴火を繰り返す雄々しい浅間山。久しぶりに「寒い」という言葉を発した白糸の滝。煉瓦造りの美しいめがね橋。最近では世界遺産に選ばれた富岡製糸工場も近い。ドライブの見所も多いが軽井沢は町もいい。いちいち駐車場を探すのが面倒なので、そこでの移動手段は自転車が最適だ。今回はクルマに積んできたが、街のあちこちにレンタサイクル屋がある。車種もママチャリから二人乗り自転車、さらにはロードレーサーまでより取り見取り。多くの観光客が自転車を利用するからか、街のなかはクルマが少なめ。高原の空気がさらにおいしい。

 にぎやかな大通りから一歩入ると、まるで別世界のような静寂が訪れる。高級別荘地をしばしサイクリング。どれも広大な敷地内には高木が聳え、家は無造作にぽつん。その景色になんだか落ち着かない気分になる。というのも、なぜ縦横きっちり家を建てないのか。なぜ畑を作ったり広い土地を有効利用しないのか。金持ちのセンスはどうも分からない。て、向こうも同じこと思ってるか…。自分のセコさに呆れつつペダルを漕いでいたらお腹が鳴った。そうそう軽井沢、山深い場所ゆえ新鮮な魚貝が取れる海はない。

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